1月7日の朝日新聞で、めずらしく「川久保 玲さん」が顔出ししてインタビュー掲載されていた。
モード全盛期を体感した僕らには「黒の衝撃」=「コムデギャルソン」からの「カラス族」が印象的です。
あれから約25年が経ち、ファッションの民主化=ファストファッションとして、その効率の良さから多様性が無くなりつつありますが・・・
このインタビューでの「川久保 玲さん」のコメント以下抜粋。
「どの分野でも、商品の値段や製作費用をいとわず、新しいものを作り出そうとしている人はたくさんいます」
「そうした姿勢は、どんな状況であっても人が前に進むために必要なものだからです」
「一般の人にには高くて買えない服でも、新しい動きなり気持ちがみんなに伝わっていくことが大切です」
「今をなんとなく過ごせればいい、と情熱や興奮、怒り、現状を打ち破ろうという意欲が弱まってきている」
「ファッションとは、それを着ている人の中身も含めたものなのです。 最近はグループのタレントが多くなって、みんな同じような服を着て、 歌って踊っています、私には不思議です」
「新しいことイコール自由、自由イコール前に進むこと。一歩前へ進めば、物事はかなり解決できるものですよ」
「ファッションはたった今、この瞬間だけのもので、それを今着たいと思うから、ファッションなのです。はかないもの、泡のようなもの。そんな刹那(せつな)的なものだからこそ、今とても大切なことを伝えることができるのです」
かなり共感できます。
確かに、ここ数年はファッションの均一化といってもいいほど、みんな同じような服を着ているように見えます。
ファッションは個性を表現するためだけのものではないのかもしれませんが、前向きに生きるパワーが自分のすべての選択に表れていくものだと思います。
服、音楽、インテリア、恋愛、遊び、全ての選択に・・・
「70歳」のおばあちゃんがマダマダ前向きにインタビューしている姿には鼓舞されました。
インタビューの締めのコメント
「ファッションは非常に感覚的なものなので軽く見られがちですが、実は人間に必要な力を持っています。理屈やデータではなくて、何か大事なことを伝えて感じてもらう。アートとも違って、人が身に着けることで深い理解が生まれます。軽薄と見られがちな部分も含めて私はファッションが好きです」
前衛的とされるコレクションはアートでやっているわけではなく「人を前向きにして新しい事に挑戦させるきっかけを作る」ためにやっているという事に拍手です。
ファッションだけではなく生そのものがこの瞬間だけのもので、新しい事に挑戦する=前向き、現状維持がいいなら自由が訪れることは無いのだと勝手に解釈しました。
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